タイヤの溝は何のためにある?

テクスチャー18タイヤは、クルマの部品の中で唯一路面と接地しており、路面にしっかりと食いつくことによって、走ったり止まったりする力を路面に伝えています。しかし、雨の日にタイヤと路面の間に水が入り込みますと、力を十分に伝えられずにスリップしたりします。そのため、このタイヤと路面の間の水を抜くために、タイヤには溝(グルーブ)があるのです。タイヤは回転しながらここを通して、遠心力によって水を後方にはき出して、路面との接地を確保しいています。
しかしながら十分な深さがないと、水をはき出すことができず、その役割を果たせません。すり減ったタイヤで雨の日に高速走行すると、タイヤが路面をつかみきれずクルマのコントロールが効かなくなります。この危険な状況をハイドロプレーニング現象です。ハイドロプレーニング現象を起こさないためにも、普段からタイヤの状態には注意が必要です。
一般的な乗用車用の新品タイヤには、8mmの深さのグルーブが彫ってあります。これが4mmになるまでタイヤが磨り減ると、雨の日の制動距離が伸びて、早めにブレーキを踏まなければならなくなり、またカーブが曲がりづらくなります。また、グルーブの中にはスリップサインという1.6mmの盛り上がりがあります。このスリップサインが出てくるまでタイヤがすり減りますと、法律でも使用が禁止されています。
安全運転のために、グルーブの深さが4mmになりましたら、タイヤを交換することをお勧めします。

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